今週のお題 「私がブログを始めた理由」です!

彼女の頬をつたう涙は、いつだったか僕の胸の中でひっそりと流した涙とは全く別のものであるように見えた。冷たい空気に触れてもなおその温かさを残したまま、しかしあの日よりもずっと強い意思を心に秘めているといった風な目で、彼女は僕を見つめていた。 …

”効率性”再考 - 日常的な意思決定に際して

生活の様々な局面でこれまで直感(に近い判断)で決めてきた行動規範や仕組みが積み上がっているが、最近、これら1つ1つを十分に見直す必要があることに気付いてきた。自分の行動パターンに対してそれぞれの仕組みが最適化されていないのだ。 これらについて…

「ネットの作法」を学ぶ -NHKさかなクン問題に関する覚書

インターネットの進歩が声なき一般市民に大きな力を与えた。WEB2.0と呼ばれるようになって久しいインターネット世界の特徴は、しばしばこう論じられる。一昔前までは自らの意思を世の中に向けて発信する術を持たなかった弱い個人が、様々なソーシャル…

我々が我々である理由 -サイズの生物学が見据える地平

サイエンス系では言わずと知れた名著「ゾウの時間 ネズミの時間 -サイズの生物学」を読んだ。多種多様な生物たちが何故今のような大きさと構造を持つに至ったかを、大胆な仮説と数々の実験結果を交えて説明している。「だから彼らはそのような大きさになった…

10年後の自分へ向けたメッセージ

今週のお題ちょっと前のエントリで既にそれに近い事書いちゃったけど・・10年となるとまたちょっと違うかな。30代は、さすがに「大人」になる事が求められる気がするし、人間関係にも気を配らなければいけないんじゃないかな。

科学の変遷と、その表れ

トマス・クーン「科学革命の構造」を読んだ。 1962年に著されてから現代に至るまで大きな反響を呼び、科学哲学の発展に大きく寄与した、世紀の古典である。 科学の進歩とは、我々人間の叡智が自然の「真理」に累積的に近づいていく過程である。 近代の科学の…

記憶に残るクラシコ

「伝統の一戦」この言葉には重みがある。幾十年の歴史が積み重なり、人々の思いが交錯し、数々の栄光と挫折を通過した先にのみ、伝統は作られる。スポーツにおける伝統の一戦は、それぞれのチームが根ざしている地域間の闘いでもある。それは文化的な文脈の…

あるあるネタについての一考察

:おもしろいあるある芸人になるためにはふと思った。 うまいあるあるネタを作る事って、結構難しい。たまーに、今いいやつ出したいって時もあるけど、確かにあんまり言えなかった気がする。なんで難しいんだろう。ちょっと考えてみた。 あるあるの定義 ある…

これまでの5年、これからの5年。

今週のお題「子供の頃の夢」昨日11月28日、25歳になった。20代の折り返し地点だ。 誕生日に記事を書いたのは初めてだけど、節目の年なんで色々思う事を綴っておく。 Twitterより。 ”あと30分ちょっとで25歳。振り返ると、20歳になりたての頃の…

森を見て木を見て、また森を見る。

「木を見て森を見ず」と、いう言葉がある。 目の前の小さいことに気を取られ、物事の全体が捉えられていない状況を言う。それではいけない、という教訓である。 全体感を持て。 大きな絵(ビッグ・ピクチャー)を描け。 俯瞰的な視点を持て。 これらはすべて…

Twitterの生態系 - 複雑さと創発的ネットワーク

ここ最近ついったーで色々と遊んでいた事で、ある程度考えがまとまってきた。ついったーの何が凄いのかについては前々からここに断片的に書きとめてはいたんだが、ちょっとまとめて書いておくことにする。 Twitterは創発的ネットワークである。Twitterのメカ…

鍋の起源を追ってみた

今週のお題 「好きなお鍋」最近は、「完熟トマト鍋」とか「トマトすき焼き鍋」(両方ともカゴメのやつ)http://www.kagome.co.jp/tomatonabe/top/とか、変わり種(なぜかトマト縛り)を食べてる気がするけど、これがなかなかいける。まぁ、ずっと変わらず好…

電子書籍はじまた!神がかったデジタル雑誌・書籍サービス「Zinio」

今年2010年は、Appleによる電子書籍ストアの開設をはじめとして数々の同様のサービスが勃興しており、「電子書籍元年」と呼ばれている。iPhoneとiPad両方のユーザーである自分にとっては、この流れはとても喜ばしい事のはずであり、真っ先に恩恵を受ける部類…

ツイッターの魔の手が。。

ツイッター始めたから、このブログで書く機会がめっきり減った。短めのコンテンツであればツイッターの連続ポストで済ませてしまうし、長めのやつは本家ブログで書く、という感じ。始めたばっかりだけど、そろそろ更新辞めようかと思ってる。 今週のお題専用…

気になるiPad

今週のお題:気になる出来事ついに日本でも発売されたiPad。 既にAppleがガンガンCM打ってるし、ネット上ではあらゆるところで語り尽くされている。 そこで思う。iPadは、売れるのか。発売初日に在庫が完売した店舗は国内でも数えるほどだったみたいだが、年…

Amazon Vine先取りプログラム

今日の昼に登録したら、既にラベルが付いていた。自分のレビューの所に、(before) 名前 ベスト500レビュアー↓ (after) 名前 Vineメンバー ベスト500レビュアー という感じで2個目のラベルが先頭にくっついた。 いや、さすがにウザいだろw

3Dテレビって誰が買うの?

家電各社の動きが急に慌ただしくなってきたけど、3Dテレビって現時点での金脈となりうるんだろうか。激しく疑問だ。サムスンが出したから出すって言われても、そんなの戦略もクソもあったもんじゃないし、一言でいえば「まだ早すぎる」という事になろう。 …

日本0-2イングランド

2失点ともオウンゴールって。どんな試合だよ。。。 イングランドが最初からかみ合ってない上に一点目を取れた事は幸運だった。だから、その幸運を生かすためにはもっと攻めるべきだったし、積極的にパスをつないでいくべきだった。 相手は球際まできつく当た…

IT時代のテレビ3.0について考えた

今週のお題:バージョンアップ さっき思いついた!!激動のIT勃興期を制覇する、新時代のテレビを。その名も、、、TwitTV(とぅいってぃーびー)!!(ドドン!) その機能は、「該当チャンネルに対してTwitterで呟かれたツイートが、リアルタイムで画面上に…

GoogleTVの勝算

今秋日本でも発売が決定したGoogleTV。実際どれくらい売れるんだろう。米国に比べてギーク層が圧倒的に少ない日本だと、既に食いついてる人はそこまで多くないと思う。普通のTV市場では高機能モデルが熾烈な争いを繰り広げてるし、ごくごく普通の家庭で買い…

氏、社会を少しだけ甘く見る

彼は今日も、寝床を生活の中心に据えたままうだうだしている。 「やはりベッドの上は落ち着くなぁ!」 彼は今、そこそこ気分が良いようすである。自身の推測を遥かに上回るスピードで物事が動いた時の動揺を、彼は隠そうとしない。隠そうとすると、もっとや…

堀江×ひろゆき×勝間の対談決定

先のひろゆき×勝間対談の余熱も取れてきた今日この頃。ある意味、勝間のリベンジというコンセプトで組まれたこの企画。想像できる通り、この対談の思想的価値は無に等しい。この間のように何かが起こる、とは思えない。 が、それでも面白そう。企画者として…

テクニックじゃ、人は幸せになれない

そもそも何が幸せで、どう生きていきたいのかっていう、そもそも論と真剣に向き合って、自分自身と対峙する事なしには、人は前には進めない。 だから、表層的なテクニックに溺れる人や、それを万物の摂理のように皆に薦める人は、好きじゃない。いやーな違和…

ブレストする部屋は必須。

今週のお題:理想の住みか基本的には、今住んでるような1ルームは結構気に入っている。今後しばらくマイホームを建てる事は無いだろうが、あるとしても結構シンプルなものでいい気がする。 「仕事をするのにオフィスはいらない」という本が話題になるように…

ゼミ備忘

・目的はどこにあるか。 その作業によって、何を検証し、何を主張しようとしているのか。・語尾を言語化する。 何が聞きたいか。

ボストン美術館展で学んだ絵画の見方<初級編>

六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで現在開催中のボストン美術館展に、遅ればせながら行ってきた。「ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち」 2010年4月17日(土)〜6月20日(日)こういう本格的な美術展にはあまり行ったことがないし、絵画に興味を持…

デジタルフォトフレームって流行ってるの?

家電量販店とかでも結構な販売スペース取ってるけど。実際、それだけのためにわざわざ高い端末買う人ってどんぐらいいるんだろう。電話とくっついてるのとかもあるけどさ。あの機能だけだったら4000円ぐらいで売るべきだろう。

サラリーマンの時代

伝説の経営者は、力を込めてこう言った。「サラリーマンの時代は終わった」 大量の雇用を生み出し続ける超大企業の社長の口からこのような言葉が出てくるとは思っていなかった。驚いた。「終わる」ではなく「終わった」とは! 彼の立場の人間にはなかなか言…

自分を変えるには3つの方法しかない

by 大前研一bot1.いつ やるかを変える 2.どこで やるかを変える 3.誰と やるかを変える意思を変えようとしてはいけない らしい。

ゲーム業界の変遷をざっくりまとめてみた

今週のお題ゲームゲームねー。本格的にゲームをやらなくなって久しい。 自分が四六時中コントローラーを握りしめていた頃、WEBとゲームは今のように親密な関係ではなかった。そこまで遠い昔ではないはずなのだけど、ネットサーフィンという言葉すらあまり普…